Yoyumeからのメッセージ   2001年06月15日 

ヨユメ: 皆様、ごきげんよう。
皆さん: ごきげんよう。
ヨユメ: 今日お導きを始めます前にアナハラセ、貴方様のお名前の意味でございますが、何と呼べばよろしいのでしょうか、言葉が浮かばないのですが、山とか谷で「おーい」と呼べば、向こうからまた「おーい」と声が返って参ります。それを何と呼べばいいのですか?
アナハラセ: 山彦。
ヨユメ: あ、そう、山彦、echo、そうですechoです。アナハラセとはechoでございます。
私は言葉がとても苦手でございます。皆様にもいつも申し上げるのですが、ご指導くださってお付きくださる先生がお教えくださるのですが、その先生も言葉から離れて皆様がたの時間になおしますと長い長い年月、千の単位の年代を経た方でございますので言葉には苦労いたします。
Echo、山彦のことでございます。シャマナがとても知りたがっていたようなので、忘れる前にまずそれをお話しておきたかったのです。

さて、お導きですが、宿題のお答えの用意はいかがでしょうか?もう皆さん十分議論されて自信のあるお答えに辿り着かれましたか?皆様それぞれにいかがでしょうか?
アソウ、どうですか?
アソウ: あまりよく分からないのですけど、魂というのは心とそれから考えをもったのが魂で、それで肉体というのは私たちのこの体でそれが霊界とのブリッジになっていると思います。それで霊界というのは私たちが来たところ、それから帰るところにもなると思います。
ヨユメ: 私の言葉が足りなかったのでしょうか、私はアソウにお答えを下さいと言ったのではなかったのですが、それは貴方のお答えなのですね。
アソウ: そうです。
ヨユメ: 皆さんそれぞれにいろいろ考えられたようですね。
トコロは一生懸命考えていたのですが、おきているときに一生懸命頭を使って考える、即ち殆ど左脳で考えると答えが  出しにくい方に行ってしまうのです。
心、霊、そういう見えない世界のものとこの肉体との関わりを考えるときに頭だけで考えますと脳というのは肉体の中にありますので三次元的、肉体的な答えでしかないのです。その点で考えていますと考えれば考えるほど分からなくなってしまう。何かわからない、これだというものに行き着かないと思われた方はご自分が脳だけで考えていたとお思い下さい。こういうものに答えを出すときは瞑想しながら考えるのです。もしくは瞑想状態になれる、瞑想しなくてもアナハラセ、貴方は瞑想状態になることができますね。その状態で考えると宜しいのです。
アナハラセはほぼ正しい答えを持っております。しかし、それで貴方の想いを言葉にするとなると十分ではございませんでしょう。
アナハラセ: はい。
ヨユメ: そのように自分で思われた答えを言葉にするだけでも何と言葉は不自由なものかと思われますでしょ。ですから私どもが真理を説きますときに言葉に直すというのは不可能なことなのです。従いまして今日のお導きの答えも言葉だけにとらわれずにその奥ずっと深いものを感じ取ってください。
それでは何方かお答えを下さいますか?私自身皆様のお答えは伺っておりましたか?もう一度まとめということで、何方かお答えをいただけますでしょうか?
アナハラセ: それでは私が答えさせていただきます。
皆さんで一生懸命議論をして考えたのですけど、まず、心、身、霊、これは同じ一直線上にあるもので、違いは波動が少しずつ違っている。肉体−身−は一番波動が低くて、心はそれよりもやや高い波動を持っていて、霊というのはそれよりももっと高い波動を持っているエネルギーではないかと。そしてその波動の違いを説明するのには霊というのは善意を与え続けるもの、愛−無条件の愛−そのものである。我々はその霊というものを持っていて、本来魂というのはそこから来ている。それで心の働きというのは肉体−身−を動かす意思を持つものであって、死んだときに持って帰れるのはその霊と心だけであって、身は持って帰れない。身は物質的な世界に存在します。心の意思をもって身を動かすわけですが、そのときに霊の導きによった行動と考えをもっていないと生活の向上にもならなくて、もしその正しい行動を正しいと思って行って結果が思ったとおりにならなくてもそれをacceptしたときに執着というものがなくなって霊そのものの力が現れるのではないかとおもうのですが。
ヨユメ: 有難うございました。 皆様、概ねそれで宜しいのでしょうか?違った意見のある方はどうぞご自由に仰ってください。皆様もアナハラセの意見に賛成でございますか?
皆さん: (沈黙)
ヨユメ: お返事がないというのはいかがなものでしょう?宜しいのでしょうか?
皆さん: はい。
ヨユメ: 概ねそれで結構でございます、見方は夫々ありますし。ある部分は正しく、ある部分は付け加えて後に説明をさせていただきますが、そして訂正しておきたいところがございます。肉体、心、霊、で肉体が一番波動が低くて、心とそして霊が一番波動が高いと仰いましたが、確かにそうなのですが、高い低いよりも肉体と心、霊は異質の波動でございます。低い高いは確かにさようでございますが、皆異なるとお考え下さい。肉体を持っている間は三次元世界の拘束を受けますので、どのように高い霊格をもった魂が入っておりましても三次元世界では到達できない波動の世界でございます。その点を付け加えて申し上げたいと思いました。簡単に申し上げますと見える世界、見えない世界でございますね。陽の光にしても皆様の目には七色しかございません。私どもの世界には何万もの色がございます。その色を皆様方の七色の世界に例えて申し上げることが不可能とおなじように波動も単なる高低では説明できない。これも本当にどう言っていいのか苦しいところなのですが、異質なのです。まずそこをお分かりください。同じ三次元世界の波動の中でも高い低いはございます。そして四次元、五次元、六次元、それも私どもは皆様に分かりやすく数字を前につけて呼んでおりますが、そのような単純なものではございません。しかしいくつかの段階がございます。そしてその段階と段階の間に分け目があるというわけではございません。今申し上げましたように肉体は皆様が感じることができて見える。心と魂はみえません。アナハラセの言ったように心というのはブリッジという表現を使われましたね。なかなかいい、面白い表現だと思いました。勉強になりました。

分かりやすく申しますと、まず霊でございますが、前にも申し上げましたように霊というのはご大霊−神−の御心の火花という風に例えましたが、それしかなかったのですが、その神のわけ御霊を皆さんは頂いて生きているのです。皆様のみならず、この地球、全宇宙に存在するすべてのものに存在するとお考え下さい。敢えて言葉にしますと全誕生の運命の根源、生命意思、生命エネルギーというものが霊でございます。そしてその霊が神から分かれたときに進化を続けるように定められているのです。進化向上を続けるようになっております。

そしてその進化向上のためにあるときは霊界にとどまって、ある時は太陽系以外のところで下って、ある時は太陽系に下って、そしてある時はこうしてこの度のように肉体を持って転生してきて進化向上をするわけです。そして進化向上の過程として選んだこの国に転生してくるそのときに使命を持って降りてまいります。その使命成就のためにこの地球で肉体を持って転生されたからにはこの肉体が使命成就の道具となるわけでございます。肉体は皆様がこの世で使命を果たしていく為の道具でございます。道具は勝手に仕事を完成させることは出来ません。使い手がいるわけです。道具をいかように使うか、それが心だとお思いください。
これはとっても幼稚な表現ですが、私はこの中でこのように表現しなければお分かりにならない方もいらっしゃるので敢えてこの表現を使っております。幼稚な表現しか分からないことが何も恥ずかしいことではないのですよ。決してそういうことを馬鹿にするというか、蔑んだ見方をしてはなりません。
心に参ります前に肉体は道具だと申しました。しかし道具に使われる心もあるのです。ともうしますのは肉体という道具には付属品−アクセサリ−が付いておりまして、それを五感と申します。五感というのは耳、目、鼻、口、肌とこういう風に味だとか、音だとか、目で見て感じる、肌に触れて感じるそうしたものですね。五感というものが備わっております。その五感というのは肉体に属するものなのですが、とっても心と繋がりを持っております。心に影響を与えます。この五感というのはこの人生を全うする−使命を全うする−ときに障害となるものを察知するために与えられたものなのです。五感が先走ると−五感を頼りにしてしまいますと−心の判断が狂って来るようになるのです。

心のほうに参ります。心には四つの領域がございます。一つは本能、そして感情、それから知性、そして理性でございます。五感が何かを感じますと大脳に通信をおくります。そうしますと大脳は皆様の世界で言うならば伝達波動を色々なものと魂に通信を送ります。そして魂は心に働きかけて今度は心の中の意思が働いて肉体に作用するわけです。肉体に作用しないときは心の中の想念となるわけです。そういうしくみで働くものなのですが、これに関しましては今、私が申し上げた答えだけでは決して十分ではないのです。

完全な答えなどは私にはとても出せません。なおのこと皆様に完全な答えが出せなくて当然なのです。しかしこれはこのように皆様がお考えになるということがとても大事なことだったのです。皆様がどのように幼稚な答えを出されたとしてもそのどれもが間違ってはおりません。そしてどれだけ完璧に答えを出されたとしても完璧な答えというものはあり得ないのです。今のヨユメにとって完璧に近いお答えをと申しても私は私の次元での答えしか持っておりません。魂、霊というものが永遠に進化向上するものなれば、魂の答えなどだせることができましょうか。

今の説明で身、心、霊、それぞれにどういう目的を持つものかということはお分かりいただけたと思います。三次元で肉体を持って生きておられる間この三つの係わりはこういうものであるということ、その為に生きている、この程度で十分かと思います。

敢えて付け加えておきますと、これを申し上げますとまた皆様の心の中、頭の中の混乱を招くかと思ったのですが、皆様、森羅万象が経典と申し上げましたね。大自然の中に経典があると申しました。皆様、こうしてハイキングに行かれておりますが、そのおりに何を習われますか?身、心、霊の宿題を携えて山を登る最中もお話をされていたではありませんか?あの山登りの途中にお答えのヒントになるようなものはございませんでしたか?
お水を頂戴出来ますか?
高い山頂に貝殻の化石ですか、ございましたね。ということは何を意味しているのでしょう。今は山。皆様の世界には時間がございますから昔は海、しかし貝殻があるのは海ですから、山は海、海は山なのです。それに、皆様がいらっしゃった山で、河川の小石が断層になっていた岩山がございましたね。そうしますと山は川なのです。どこに現れているか、海の底だったのが隆起して山になる。深い深い海の底のその下にかつて栄えた大きな都市街になっており、山が海底になっております。海の底にあるからもう山と呼ばないのですね。たださっきアナハラセが一直線上にあるというのは私のそういうことをお伝えしたのかなと思いましたがその点はどうでしょうか。 違うことを仰ったのですか?
アナハラセ: ちょっと違う意味で言いました。
ヨユメ: どういう意味だったのでしょうか?
アナハラセ: 肉体も心も霊も同じものであるという。
ヨユメ: ことですね? 私もそのように申しました。海、山すべてが三次元世界のものではありますが、例えとして海と山を霊と肉体とすれば、河川は海と山を結ぶものです。どこにどのように存在するかで同じものでも言い方が変わり、役目が変わるということなのでございます。なかなか良い例えが浮かびませんが、そのように山も海も川もご大霊がお創りになったもので、全てのものに神の御霊が宿っているのでございます。存在するものすべてに宿っているのでございます。この例をだしますと皆さんが混乱されるかも知れないと申しましたが、その三つが三つも三次元世界で存在するものだからでございます。

しかし皆様方が色々議論をされる様を聞いておりますとやっとここまで来られたなというのが私どもの実感でございます。

今日申し上げたいのは身、心、霊、というこの三つのものですね、夫々にはっきりとした役目があるのですね。同時に魂と肉体というのははっきり分かれたものなのですが、先程のように心が、アナハラセの例えた役目を果たすという意味で一直線上に繋がっている、これもまた間違いではないのですが、魂と肉体とは区別されるものなのです。しかしこの肉体と霊とは皆様方には見えない糸で繋がっております。これも皆様方の世界には無い言葉ですが敢えて言葉になおしますと霊子線とでも申しましょうか。霊子線というのはそうですね、皆様、母体の中に赤ちゃんがいるところを想像してください。母体と赤ちゃんはへその緒で繋がっていて、赤ちゃんが母体から栄養を与えられて育ちます。母体を出たときにその臍の緒とお別れするわけです。それと逆さまのような感じで霊体というのがあって、皆様がこの世で生活される限り霊の世界から皆様が正しく使命を成就されますように絶えることなくエネルギーが注がれます。エネルギーと言っても宜しいし、愛と呼ばれても宜しい。皆様の世界の言葉ではエネルギーと愛は同一ではありません。言葉という不便なものをつかうとどうしてもそういうものになりますね。皆様を生かせるもの、それは愛以外にないのですね。 ですから愛と呼ばれてもエネルギーと呼ばれても結構です。それが絶えることなく注がれております。そして皆様が実存界に帰られる時−死ですね−そのときに霊子線が切れます。ちょうど臍の緒が切れるように。霊子線が切れますとあとは皆様の心ですね。心の波動が魂の波動と一体となった体、分子体、原子からできた肉体をすてて霊子線がきれたので分子体をそのまま遡って光子体となって帰っていくのですね。宜しいですね。
そして色々なことを学ばれて知識を蓄えるだけでは(録音はここまで)