Yoyumeからのメッセージ   2001年09月07日 

ヨユメ: オルシュケル....皆様、ごきげんよう。
皆さん: ごきげんよう。
ヨユメ: ショーカ、シャマナにお水を与えてください。
ショーカ: はい。
ヨユメ: (ゴクッゴクッゴクッと水を飲まれる)
ご心配は要りません。シャマナの声帯を借りて皆様と交信いたしますが、今日のシャマナの声帯が疲れているというのか、私にとって使いにくい状態でございましたので。この前にしゃべり過ぎたのでしょうか。
実は今日は私はお導きの懸案を用意をしてまいったのでございますが、皆様の活発なお話を楽しく聞かせていただきました。夫々になさるべきことを自覚してくださっていることを嬉しく思います。色々なことに気付いてくださり、皆様ご一緒に力を合わせて何かをされようと努力をされていて、その様、それも立派なご精進なのです。私としては皆様のご精進を見るのが唯一の喜びであり、こうして降りて来る私の苦労が報われる唯一のものが、皆様のご精進でございます。
シャマナの声帯がどれだけ耐えられるかということもございますので、今日のお導きは私の用意してまいりましたものはまたの機会にいたしまして、今日ここにお座りの方が悩み、あるいは疑問を抱いてヨユメに尋ねたいと思って座っておられる方もおられます。皆様、今日は皆様の悩めるところ、ヨユメに尋ねてみたいということ、何でもお聞きいたしましょうか。宜しいですか?
皆さん: はい。お願いします。

ヨユメ: 何方か、何でも宜しいのですよ。
Eさん: 私、一つお願いがあります。
ヨユメ: はい。
Eさん: 私の両親に私の感謝の気持ちを伝えてください。
ヨユメ: それは私を通じてお願いされることではございません。そういうことこそ他力本願ではだめです。貴方がご自身で心から感謝をすれば通じるものです。ヨユメを必要とはいたしません。
Eさん: この20年間、朝起きたら、まず、はじめに感謝をし、寝る前も必ず感謝をしているのですが、私の心が伝わっていってくれているかどうか、ちょっと分からなかったので。
ヨユメ: それを私に貴方様のご両親に連絡を取って、貴方様のお気持ちが通じているか尋ねてほしいということでしょうが、それはお引き受けすることは出来ません。と申しますのは貴方ご自身がご両親に貴方の気持ちが通じている、通じたと分かる時が参ります。私を必要とされることではないのです。何か通じていないのではないかと思うようなふしがおありでございますか?
Eさん: それは良く分かりませんけど、今、私が今まで生きてこられた私の生き方は、両親がいたからこそあったことなので。
ヨユメ: 仰るとおりです。
Eさん: ただ、感謝、感謝、感謝です。
ヨユメ: ご両親に対する感謝、それは大切なことです。 それも申しますなら、ご両親、そしてそのうえのご先祖様への感謝、これもないがしろに出来ません。ご先祖様あってのご両親、ご両親あっての貴方が今この世に存在するわけですから、それを知れば感謝があって当然でございます。貴方は正しいことをしておられるのです。
Eさん: 有難うございます。

ヨユメ: パケサ-、質問がありますか?或いは心を悩ませていること、心痛めていることがございますか?
パケサ-: 分かります? 
ヨユメ: わかります。
パケサ-: 実はSさんのことでちょっと悩んでいます。
ヨユメ: どういうふうに貴方は悩んでおられるのですか?
パケサ-: 案外ね、思ったより残念。真理を勉強していらっしゃる方にどうも行動が全然当てはまっていないことに気付いて何だか。そしてシャマナを随分悩ませて、それを見ているのがとてもつらく、どうしていいやらわかりません。
ヨユメ: シャマナが苦しんでいるのを気の毒と思うその優しい気持ちをシャマナも感謝していると思いますが、厳しいことを申すようですが、それはシャマナが通らねばならない、学ばねばならないことの一つでございます。シャマナはまだまだ幾つもの試練を通り抜けねばならない、それのほんの一つでございます。そのときに皆様が暖かく、時には厳しく、彼女を励ましたり、慰めたりしてくだされば良いと思います。皆様にとってもこういう真理を学び始めますと色々厳しい試練が参ります。シャマナにもっともっと厳しい試練が参ります。
パケサ-: これ以上、シャマナも色々な困難があるのですね?
ヨユメ: これはほんの始まりです。
パケサ-: Oh、no! 私達はそのお陰でそれを見て勉強をしているんですけどね。
ヨユメ: 憶えておられますか?試練、困難を大変だ、それを通り抜けなくてはいけないシャマナを哀れだと思う皆様の優しさは有難い気持ちですが、ものには二通りの見方がございます。困難を困難と思うか、学びの試練、挑戦として受けるかで全てが変わって参ります。肉体的に大変なこと一つとってもね、トコロ、山登りを苦労だ困難だと言えますか?息を切らし、もうだめだと思いながら登って行きますが、山登りを困難と言う人はありません。水泳を厳しいと言う人はありません。そのようにどのように見るかですよね。

他にご質問はございますか?
アトシエ: はい。私、最近日本に行きました。そしてpsychicの人と話しましたら、私の両親は11年と10年前に亡くなリましたけど、その後お骨は私の家のお仏壇に入れています。だから彼女はすごく怒って、「大変なことになります!」と。「だから家に帰ってすぐ、納骨堂かどこかに入れないとだめ」と言いました。「ちゃんとお浄土に行っていない」と。 私、それを聞いたらすごく悲しくなりました。だから帰ってからすぐお寺の納骨堂に入れまして、でもまだ私が心配しているのは、私の両親がまだちゃんとお浄土にいっていないのか、それが本当にそんなに悪かったのか?
ヨユメ: アトシエの質問は、貴方がしたことがそんなに間違っていたかどうか?それが理由でご両親様が光の国へ-実存界に-お戻りになれなかったということを心配されているのですか?今、現在ご両親様がどこにおられるのかを知りたいということですか?
アトシエ: 具体的にその人が、私の両親がまだお浄土に行っていない、すごく悲しい所に行っているって、私がお仏壇に入れていたから。
ヨユメ: ここでお話しても宜しいのですか?
アトシエ: はい。
ヨユメ: ご両親様は光の国へは行っておられません。それは貴方様がお骨をご仏壇に入れていたからというものではございません。それが理由ではございません。お骨をご仏壇に入れるのがいいとか悪いとかは、色々な考え方もございましょうが、私共の世界からみれば物質世界に執着を残さぬよう、それが光の国へ帰れる一番の早道なのでございます。従いましてお墓を持ったり、ご仏壇に、それもアトシエの毎日生活している身近にそれを置くということは決して宜しいことではないと思います。
人が亡くなりますとね、仏教の世界では49日の弔いをします。49日間はまだ三次元世界、肉体を無くしてもこの世界で、皆様には見えなくても皆様と同じように自由をもって生きていけるということでございます。しかし49日ではございません。それは間違いです。最高に許されている日数は皆様方の世界の21日間でございます。しかしこの中で-実存世界の存在を知った皆様方の中で-21日間もこの三次元世界にいるという方はいらっしゃらない。それ以上いられないということなのです。しかし執着なく、自分は光の国へ-もと来た世界へ-帰るのだ、帰ったのだと気付いたとたんにもうこの三次元世界にはいなくなるのです。しばらく戸惑いというものがありまして、適応出来ない期間、その期間はご先祖の方とかその方の指導霊様がガイドとしておつとめしてお預かりしたり、行くべきところにご案内したりしますが、そういう仕組みになっているのです。しかし一旦この地上世界を離れてもこの地上世界に-物質世界に-未練、執着を残されると三次元的波動により近い波動に戻ってしまうのです。五次元、六次元に行かねばならないところを、所謂皆様方の世界で申す四次元世界というのは、皆様の世界から見えない世界ではありますが、こよなく皆様の世界と近い想念で生きているのです。
言い換えますとアトシエのご両親が貴方様の言葉で言うお浄土に行かれていないのは、ご両親の執着、それは物でもございません。ご両親様は貴方様-アトシエ-、そしてアトシエの子供さん方への偉大な執着を残していかれております。易しい言葉で言えば、心配で心配でたまらないのです。それでアトシエとアトシエの子供さんが立派に安心できるまで自分達が付き添っていなければいけないという考えでおられるのです。従いましてご両親様をお浄土へお送りするのは貴方様の行き方次第でございます。だからお勉強が必要なのです。真理のお勉強をして、貴方様の波動を高めてご両親様に安心していただき、「私達のことは心配なさらないように」、「こうして立派に正しく生きております」、「ご両親様は、お浄土でより波動を高められ、学ばれ、より高いところにお行きください」とお祈りされることが大事です。お分かりになりましたか?
アトシエ: はい。
ヨユメ: 貴方様も先程仰いましたがご両親への感謝をいつもしていると。これはとっても大切なことです。ご家族、特にご両親とは大変な縁をもってこの世に来ているのです。おぎゃあと生まれたその瞬間からまず接するのは家族です。お母様をまず最初に見て、お母様の腕に抱かれ、そういう深い縁をもって学びを共にしていくのがご家族です。そのご家族を大切に思い、大切に扱うということはまず人間として最低限度やらねばならぬことなのです。
しかし、そこにとどまることの間違いを気付かねばなりません。家族だけに良くするということは、自分だけが良ければ良いということに繋がるのです。ご家族は、ご先祖様は、貴方様のその肉体を下さった、そういう縁をもってきております。必ずしも同じ魂のグループにおられる方たちとは限りません。この世で毎日生きていく中で出会う方々、そういう方々に愛を持って接することが出来る。ご家族だけにしか愛をもって接することが出来ないということはよろしくないのですよ。そういう生き方をされている方は、貴方様の言うお浄土に行くことが出来ないことがよくあります。皆様の常識では、何か悪いことをした人達がお浄土に-光の国に-帰れないとお思いですが、そうではなくて、執着を残すこと、未練を残すことがこの世に縛り付ける要素となってお浄土に行けないのです。築いた富-お金のことです-お金、お金と生きてきた方は、本当にそのお金から離れることが出来ない人がたくさんいるのです。しかしそういう欲もなく、普通に生きてきたのにどうしてお浄土にいけないのか?そういう方の中には家族のことしか省みず生きて来られた方が結構たくさんおられるのです。
家族想い、子供想いは宜しいが、それは過ぎますと自己愛に繋がるものです。人様を愛する妨げになることがございます。だからよく伝道者は家族を持ってはいけない、子供を持ってはいけないというのはそこでございます。他人をご自分同様に愛することが難しくなるのです。シャマナは子供を欲しがりました。しかしシャマナがこのような道に入るには、やはり子供がいてはいけないと私共は判断いたしまして、授けられないようにしたのです。それでも敢えて欲しがった。シャマナはつらい想いをしております。生まれてきたときに約束して持ってきた使命にはずれた生き方をなさろうとした場合、私共はその道を修正せねばなりません。皆様方の世界では不幸とお呼びになりますが、皆様の目から不幸に見えることはそういう意味もあるのでございます。皆様がそうだとは申しませんが、結婚してお子達に恵まれない方、一人で一生終えられる方というのは、霊的真理の道に何らかのお役目があるということが多うございます。そのために家族、子供を持たされなかったということがよくあるのです。
アトシエも子供さんを可愛がるなと言っているのではありません。成長された子供さんをある程度自立させて、貴方が尽くさねばならぬ他の人がいらっしゃる、そういう人に目を向けなければ、ご両親は本当の意味でお浄土に行けません。貴方様がご仏壇にお骨を置いておいたからいけないと言うのではありません。何も貴方様は意図してそういう事をやったのではないのですから、それに対して罪を感じることはありません。宜しいですね。
アトシエ: はい。

ヨユメ: 他に質問はございますか?
パケサ-: もう一つ聞いても宜しいですか?
ヨユメ: どうぞ。
パケサ-: あのMさんていう方ね、あの人の名前は何だったけね?
パファ: マカホ。
ヨユメ: マカホは知っております。ホホバレドゥの娘でございます。
パケサ-: その人からね、invitationを頂いたのです、セドナに行きましょうという。行ったほうが宜しいですか、それとも。
ヨユメ: パケサーはその答えを私に聞かなければおわかりになりませぬか?
パケサー: 何だか迷っているのです。精進が足りませぬか?
ヨユメ: トコロ、今のパケサーの質問に貴方として言って上げられることはございませんか?
トコロ: (沈黙)
ヨユメ: アソウはどうお考えですか?
アソウ: (沈黙)
ヨユメ: パファは?
アソウ: 私は行かない方が良いとおもいます。私達先に行くと思いますのでその時まで待った方が良いと思います。
ヨユメ: パファはいかにお考えですか?
パファ: 難しいですね。パケサーが本当に彼女と一緒に行きたければ行けば良いと思いますけど。
ヨユメ: 皆様方、何か迷いがあって、判断する時に使う基準というものをお教えしたではないですか!
これをすることによって誰かが傷つくか?これをすることによって誰を喜ばすことが出来るか?愛というものを基準に考えれば答えは出るのではないですか!出ますね?
皆さん: はい!
ヨユメ: 答えは何ですか、パケサー?
パケサー: 行かない方がいいですね。
ヨユメ: どうしてですか?
パケサー: ちょっと人を傷つけることもありますし。
ヨユメ: 理屈で考えずに愛を基準に考えれば答えは出るのです。一つ一つ、これからそういうふうな質問をされるのではなく、学んできた-それを叡智と申しますが-叡智を使ってお答えを出してください。
パケサー: 叡智って?
ヨユメ: wisdom
パケサー: wisdom、oh。
ヨユメ: knowledgeではございません。
それと申し上げますが、49名のお仲間がいて、そのお仲間のうちここに来られない人、来なくても良い人、来ない人がいると申しました。皆様の使命は真理を一人でも多くの人にお伝えするということです。それでマカホはシャマナの書いた新聞の小さな記事により、真理を知ることが出来たのです。それで宜しいではないですか。彼女は今まで知り得なかった真理というものを学び、そして彼女の良いと思う方法でこれから学び続けて行くというのなら、それで宜しいではないですか。ここにいらっしゃる皆様方はもう真理を一度知った方が、その後学んだ真理をどのように使って生きていかれるかまで責任を持て、と私は言ったことがございません。49名こうして今回集まってこられたのは、皆様方がされた約束というのは、真理を一人でも多くの方にお伝えすることです。そうして学んだ方が、いつまでもお仲間として、グループとして行動しなければいけないというものではないのです。自ずからグループとして、核として、中核として、仲間でやっていかなければいけないというお仲間は、自然に判別できますから。
パケサー: よく分かりました。有難うございます。

ヨユメ: 他にご質問はございますか?
皆さん: (沈黙)
ヨユメ: 皆様に一つだけ最後に、特にトコロに聞いていただきたいのですが、キリスト教ではサタンと言い、仏教では魔-悪魔の魔ですね-という言葉で呼ぶ魔性を持った霊、そういう言葉を使って脅かすつもりではないのですが、そういうものがたくさんおります。霊界にいる霊、ちょうど皆様の社会にも-この三次元世界にも-良い人もいればたくさん悪い人もいるわけで、四次元世界にはそういう波動を持った霊がたくさんおります。そしてそういう霊が、三次元世界に人間を使って何らかの影響力をもって何かをなしたいと思う時には、まず最初には魔性を剥き出しにしてはこないのです。心を惹きつけるような-たくさんの人の心を惹きつけるような-魅力だとか素晴らしい言葉とか態度で近寄って参ります。そういうものを見抜く力を養ってください。トコロだけではないのですよ。何もトコロだけがいつもそういうものに騙されていると言っているのではないのですよ。トコロはそういう試練に多く遭うということをちょっと忠告しておきたいのです。でなければ、またね、ゴツンは困りますでしょう。
トコロ: はい。
皆さん: (ひそひそと笑う)
ヨユメ: 立派なことを語る人、一見立派な生き様をしているように見える人のその奥の奥を知る必要があるのです。光を見る力さえ養うことが出来ましたら一目瞭然なのですがね。
それでは今日はこのへんで宜しゅうございますか?
パケサー: 有難うございました。

ヨユメ: アナハラセ、本当に何も質問はないのですか?
アナハラセ: 本日持ってこられたというテーマ-を宿題としていただくことは出来るのですか?
ヨユメ: だめでございます。これは不意打ちに皆様に聞いて意味があるものなのです。多分、一番最初にアナハラセにその質問を投げかけることになると思いますよ。そのお覚悟をしておいてください。
アナハラセ: 分かりました。
ヨユメ: 宿題に与えるテーマ-というのはそれを皆様に考えていただいて、考える課程での学びが大事なのです。そのときはそういうことにいたします。

あとは質問はございませんか?
それでは皆様、ごきげんよう。
皆さん: ごきげんよう。