Yoyumeからのメッセージ   2003年9月05日 

ヨユメ: 皆様、ごきげんよう。
皆さん: ごきげんよう。
ヨユメ: 宿題の転生輪廻に入ります前に少しお導きをしたいと思います。
新たなテーマで何か新しい知識を皆様にというわけではなく、今の皆様の学びの過程においてお役に立つ情報と申しましょうか、そういうものを適宜、お導きしていきたいと思います。 初めとそして最後に僅かでも何かお話をと思うのですが、宜しいでしょうか。
皆さん: はい。 お願いします。

ヨユメ: こうして皆様、真理を学び始めて来られて、それぞれにお気付きでないかもしれませんが、随分学ばれ成長されたのでございます。 それと共に前にも申しましたが、それだけ学びをされたからといって、以前とは違って迷いはない、自信に溢れた毎日かというと、それはまさにその反対のように感じられることが多いのではないでしょうか。 何も知らなかった時はご自身の考え、信念なりを通せばそれで済んだわけですね。 それがこういうお勉強を始めたばかりに「これでいいのだろうか」、「こういう考え方は間違ってはいないのだろうか」、「こういう判断はひょっとして裁定を下していることになるのではないだろうか?」いつも立ち止まって反省と言うか、そしてその域を越えて自信を喪失したり、そういう状況に陥る方もいらっしゃるのではないでしょうか? そのように感じている方、おられますか?
アナハラセ、トコロ: はい、います。
ヨユメ: 迷いはまさにどんどん増えてきていますか?
トコロ: はい。
ヨユメ: シャマナもそうなのですよ。 
それについて、先ず第一にそれが何より皆様が霊的進歩を遂げられた証でございます。
迷うことがないというのはご自身の考えが一番正しく、それで良いと思うときは一切迷いはございません。 独り善がりでございます。 ただ、自我あるのみです。 人様の立場になって考えようとするからご自分の考えがこれで良いのかなと思って、立ち止まって、悩むのです。 そして悩み、躓き、迷い、それらが全てですね。 皆様の心の中に襞を作るというか、どういうふうに説明すればいいのでしょうか。 
そうですね、一本の真っ直ぐに伸びた紐ですね。 ぴんと張った一本の紐がありますね。 これぐらいの長さ、皆さん、 それを一つの生き方と見立ててください。 そして片や、ある時に躓き、また逆戻りし、またこれではいけないと行ったり来たりを繰り返しながらいきますと、それを線でたどっていきますとこの様になるのですよ。 そしてこの同じ距離でも行ったり来たりした紐のほうを伸ばしてみますとどちらが長いですか?
皆さん: 行ったり来たりしたほうの紐。
ヨユメ: そうですね。 
そして皆様は精進なさって、霊的に進歩をしなければいけないと、その時でもより高き、尊きものを目指してご精進されているわけですが、それでも上がったつもりでもまた同じ方向を向いている。 何も進歩していないではないか、また同じところ、同じ事をしている自分に気付かれますよね。 しかし向きがおなじでも間違いなく上がっていっているのですよ、螺旋のように。 方向だけで見てはいけません。 この高さですね。 そうしますと同じこの高さでも真っ直ぐに上がったこの高さとこの様に螺旋を巻いて上がった方の高さ、伸ばせばどちらのほうが長いですか?
皆さん: 螺旋を巻いて上がったほう。
ヨユメ: そうなのですよ。(録音はここまで) 
悩み、屈折し、苦労する、その一つ一つが学びでございます。 いざという時、真っ直ぐに進んでいくより、幾多の苦労をして学び、悩みぬいて、そういう事を経てまた魂は伸びるのです。 悩んでいる自分をダメだと思ってはいけません。 悩めるようになった自分を喜んで下さい。

何か質問はございますか?
アナハラセ: ストレスが溜まって波動が下がるのですが。
ヨユメ: 皆様はストレスと仰いますが、またストレスという言葉を使いたがりますが、ストレスは必要なものでございます。 ストレスが無いと成長は無い、言い換えれば抵抗の無いところを進んでも成長は無いのです。 ストレスは精神力、魂の進化の推進力です。 上手に付き合って裏目に出ないようにしてください。 そして皆様はストレスの無い生き方など望むべきではありません。 
ストレスと感じるその理由は嫌々やるからなのです。 同じことでも嫌々やるとストレスとなり、あの人の為にさせていただこうと思ってなさるとストレスにならないものです。 そのように意識一つで変わるのですよ。
アナハラセ: 言うのは簡単ですが、結果が出ないと。
ヨユメ: 結果を求めてするのではなく、これはあの人の為にすべきことだからさせていただこうと。 結果はその後に付いてくるものです。 結果を求めてしない方が良い結果をもたらします。 
アナハラセ: それはわかります。しかし、何かしてあげようとしても何もならなかったら?
ヨユメ: どうして何もならなかったとわかるのですか?  目に見える、そんな卑近な物差しで計っていたりしてはいけません。
パファ: 遅れてあとでわかるときもありますね。
ヨユメ: 皆様が実存世界に戻って、やっとわかることもあります。
失敗して悩む時、あの人の為を思ってしたのだけど、自分の意図にやましい事は無かったのかなと立ち止まって考える。  しかし着実に着実に精進の結果が表われています。 
悩まれてもそれが裏目に出ないように、朗らかに明るく精進してください。 「モットー」という言葉を憶えました。 明るく、朗らかにご精進ください。

何か他に質問はございますか?
アナハラセ: 多くの人が物質界のeventに影響され、暗くなっている人がいるのですが。
ヨユメ: 殆どの人がそうですね。 肉体を持って生きている限りそういう事をゼロにするのは無理ですね。 

皆様がなさること、そして考えること等に対して、目に見える証を求めるということはなくしていただきたい。 肉体が全てではございません。 これから皆さんは宿題の転生輪廻の話をされますね。 霊は死ぬことがなく、生き続けます。 そしてその霊が今生纏った洋服が今の皆さんの肉体です。 皆様夫々が使命を果たされるために一番あった洋服です。 しかしそれに拘ってはいけません。 ましてやその肉体を不完全と思って、見下してはいけません。 生を続ける霊の神々しさを先ず第一に。 肉体の洋服のボタンが取れた、洋服が擦り切れる等の心配はいりません。 何れ脱ぎかえるときが来るのです。 

それでは転生輪廻の話に入っていただきましょう。
アナハラセ: 引き続きパファに進行係をしていただきましょう。
パファ: 今回はrole playをふくめてやりましょう。
アナハラセ: どちらでも良いですが、パケサーが答えを持っているとか。
パケサー: どうしてそんな!憶えていません。 忘れっぽいので。
パファ: ヨユメさんが転生輪廻を信じていいない人、意地悪な役をして下さいますか?
ヨユメ: 意地悪な役は嫌です。
パファ: それでは何方に?
ヨユメ: 皆さんがなされば。
パファ: (沈黙)
ヨユメ: 貴方は転生輪廻を信じていらっしゃいます。 では、生まれ変わりは人間だけでしょうか?
パファ: いのちのあるものはみんなあると思います。
ヨユメ: 霊は生き続けます。 大事なことは存在するものがご大霊が意図して創られたものなのかどうかということです。 ご大霊が意図して創られなかったものに霊は宿りません。 皆さんの目には存在しないほうが良いと思えるものでも存在する価値がある物もございます。 存在しているということは即ち、霊があるのです。
アナハラセ: 存在すると言うことは次元が変わっても存在するのですか? それとも物質世界だけのことでしょうか?
ヨユメ: ここでの世界のことです。
アナハラセ: シャクゥが言ったガラス、物質世界のガラスは四次元にもあるのですか?
シャクゥ: ただ見えないだけ?
ヨユメ: こちらには御殿もある、と言うと皆様信じられないでしょう。 三次元世界で作るには長い行程をかけ、やっと作り上げることが出来ますが、こちらの世界では一瞬にしてできる。 でも皆様には見えない。 皆さんに見えるものというのは生きた肉体を通してみたものです。

ショーカ: ここに集まる時、私たちは何時も同じ指導霊団を連れてきているのですか? 
ヨユメ: 皆さん、夫々その日によって違います。 パファの後ろに立っている守護霊様、そして指導霊が11体おられます。 トータは指導霊団を連れてきています、一個連隊も。 ここには100以上の霊が今、来てくださっています。
パファ: 今、全て来ている霊は自分の意志ではなく、霊の意思で来ているのですか?
ヨユメ: 寄り添って、伴って来ている。 皆様の守護霊様を除いて、他の指導霊、守護霊団は何時も同じではありません。 しかし皆様がここにお集まりの時は殆どいらっしゃってくださいます。
アナハラセ: 指導霊団はヒントを与える為に来ているのですか?
ヨユメ: 日常は皆さんの生活のご指導をされますが、ここではより学んでもらいやすくする為に来てくださっています。 しかし、皆様をここで何か助けるわけではありません。
タントーラ: 守護霊、指導霊は日常、常にいるのですか?
ヨユメ: 守護霊様は貴方が生まれて実存界に帰るまで一緒です。
タントーラ: 背中のあたり、シャマナによく言うのですが、背中のあたりに霊がついていると。 それはあるのですか?
ヨユメ: それはあります。 貴方の守護霊様、指導霊様でなくても自分がここにいるよと知らせるために悪さをする霊もあります。
タントーラ: シャマナの家ではよくあります。
ヨユメ: よく来ますよね。 助けを求めたり、遊びに来たり。
タントーラ: 今までそう思わなかったのですが。
ヨユメ:  悪い霊に憑かれるという霊的現象はご存知ですね。 そのために病気になったりします。 また、反対に医者で治らない病気がすっきり治ったりもすることがあります。 例えば、高橋大天使はその場で霊を出して「帰れ!」と説得し、その霊の為に患っている病の苦痛を和らげるとか。 また、中川大天使のようにそういう霊が見える人がいらっしゃいます。 見えないから無いではなく、いらっしゃる、腰に乗ったりとかして。 そして霊能者に頼らなくても霊が悪さをしたら諭せば宜しいのですよ、「そんなことをしたら無駄だ!」と。
アナハラセ: ガラスも何もかも霊界にあるのですね、想像の世界ではなくて。
ヨユメ: アナハラセの右横に立っている青い光の先生は何方でしょうね。
アナハラセ: さあ。
ヨユメ: そうするとヨユメの想像の産物ですね。 見えない、ないものを信じてもらう。 見えない霊というものを信じてもらわないと。 そして生き続ける霊があると。 

トータは転生輪廻を信じますか?
トータ: はい。
ヨユメ: 色々とご自身が言うように簡単には信じないのではないですか。 どうして転生輪廻を信じるのですか?
トータ: 千差万物な人がいるということは門前の僧、習わぬ経を詠むではないですが、いろいろな分野で器用な人がいたりして人間に差がある。 そういう事が、なぜ人間にこれだけ差があるのかということから・・・
ヨユメ: なぜ、今生、学んでもいないのに、本能と言うのは教えもしないのに、生まれたばかりの赤ん坊はお乳を吸います。 皆さんの中には生き続ける霊があって、今まで生きてきた生の知識が詰まっている。 そしてそれを思い出されるのです。 
トータ: ただ直感で、理屈抜きに、直感で、全て。
ヨユメ: 例えば蛇、大概の人が怖がりますが、トータは好きですか?
トータ: そうは思わない、と言って嫌いなわけではないですが。 
ヨユメ: 皆様の生き続けている霊が憶えているのです。 人間がこの地に降りて気の遠くなるような時間が経ちますが、かつて蛇の集団に沢山の人が殺さたことがあったのです。 今でこそ天敵をもたない人間ですが、ある時、人間の敵は大蛇でした。 大人の人間を一飲みするほどでした。 それを皆様の生き続けている霊は憶えているのです。 
アナハラセ: 直感がさえるというか閃くことがあります。
シャクゥ: 夢をみて、その中に出てきている世界が、見たこともない世界ということもある。
ヨユメ: それはその世界に行ったことがあるのですよ。 皆様は日常、三次元世界にいらっしゃいますが、夢を見るというのは魂が肉体から抜け出て、実存界に行き、色んな経験をしているのです。 時には啓示としてみる夢、実存界に行って見た物が夢にでてきたり、過去生での思い出をみたり、そして美しいものをみる夢もあります。
シャクゥはシリウスから来ているのですよ。 そしてアクチュラスから来ている人がこちらに来たこともありますね。

これまで転生輪廻について話して来ましたが、皆様はまだまだ人様に転生輪廻を説得するには及びませんね。

ツツカトータのご妻女: 丹波哲郎だったか小泉八雲の本だったか、子供が7歳で亡くなって、そしてどこかに子供がまた生まれた。 そしてその子供が7歳で亡くなった子供の過去のことを憶えていて、その子供の言ったことは全て間違いでなかったというのがありました。 それを読んだときに本当に転生輪廻というものはあると思いましたね。
アナハラセ: 有名人が書いている本は信じてもらえますね。 
ツツカトータのご妻女: 今度、生まれ変わってきたらというか生まれ変わって来たい。 何れ死ぬので。
トータ: 生まれ変わって来て、いい人生を送れるとは限りませんよ。
ヨユメ: あらゆる事を経験する為にある人生では人を殺し、また違う人生では娼婦であったこともあります。 そうしてあらゆる体験をしているのです。 それ故、どのような人をみても、その方の生き様をみてその方を蔑むことは出来ません。 生き続ける霊は進化の為に色々な経験をしているのです。 皆様の目から見て蔑むようなことをしている方でもその方にとんでもない高い魂が宿っていることがあるのです。 以前に罪のお話をしたときに極悪人と見える人が実存界に戻ってきて、高次元の先生の近くで学んでいらっしゃると申しましたが、そういう事もあるのです。人から憎まれる役をかって降りてきて皆様をつらい目にあわす方もいます。酷い、つらい目にあわされてもその憎しみに対して「嗚呼、あの人は私に体験させて学ばせるためにああいう事をしているのだな」と思えば憎しみも薄れます。そういうことこそ有難い先生だと思えるようになってください。どのような霊も同じ、ご大霊の分け御霊です。垣根はございません。そうしましたらどのような方も憎むべきではありませんね。

次回は何についてお話いたしますか?
アナハラセ: 質問ですが、先程の垣根のことなのですが、垣根を取るには何か良い方法がありますか?    
ヨユメ: それを次回の話題にしてはいかがですか。
それから先程、最初と最後にお導きを加えると申しましたが、今日は次回にいたしたいと思います。
転生輪廻の締めくくりとして転生輪廻に関わりがある諸行無常ですが、一般の方が抱いている感じは暗いもので解釈が間違っております。諸行無常とはどういうことか、そして先程のアナハラセの質問のどうすれば垣根を無くせるかを宿題にして、次回、それについてお話をすることにいたしましょう。

それでは皆様ごきげんよう。
皆さん: ごきげんよう。