Yoyumeからのメッセージ   2003年12月19日 

ヨユメ: 戦争についての映画をご覧になっておられましたね。
皆さん: はい。
ヨユメ: あの映画をご覧になって、戦争というものが、それをして得をする一部の人達によって、色々な事件などがまことしやかに捏造されて報道されているというのをご覧になったわけですが、この度の戦争だけではないのですよ。この前もお話しましたように、ほとんど全ての戦争が起こるべくして起こったというより、起こそうとして意図的に起こされてきたというお話をいたしましたね。 今日のあの映画をご覧になって、「戦争も仕方がないのではないか」、中にはいるんですよ、「自国の繁栄を、そして自分達の信じる主義主張を通すためには、戦争は止むを得ないのですよ」と信じる方がたくさんいらっしゃるのです。 しかし、この中の皆様はそうはお考えではないですね。 今でもやっぱり戦争は仕方ないと思っておられる方、おられますか?
皆さん: (沈黙)
ヨユメ: 皆さん、賛成ですか?
皆さん: いいえ。
ヨユメ: 反対ですか?
皆さん: はい。
ヨユメ: どなたか、通詞をして差し上げてくださいね。
(パケサーが通詞を始める)
それでは質問がございます。 ここにおられる皆様は、「戦争はいけない、戦争は反対だ」と思っていらっしゃる。 しかし、仕方ないと思っていらっしゃる方がたくさんいらっしゃるように、皆様が日常、「あっ、これはいけないことだ」という意識を持たずにご自身がしていらっしゃる。 あるいは「良い」、「仕方がない」とか、あるいは「何にも問題はない」と認めていらっしゃるような、日常いつも起こっている事柄とはどんなことがあるのでしょう。 しかしそれは後でご説明いたしますが、この戦争に通ずる同じものなのですよ。 こちらの世界から見ますと、同じものなのですよ。 戦争を賛成し、「やれ、やれ!」とけしかける、それに通じる事柄を皆様さりげなく日常なさっている。 どういうことがそれに通じる行為なのでしょうか? 
パファ: 憎しみだとおもいます。
ヨユメ: 憎しみですか、でも憎しみは抱いたときに、憎しみの感情が戦争を引き起こすと仰っているのですか?
パファ: いや、憎しみが、憎しみのエネルギーが相当高まったときに人を傷つけるような行為にでるのではないでしょうか。
ヨユメ: 憎しみの。
トータ: 僕は利害関係だと思いますね。
ヨユメ: 利害関係ね。
トータ: 人よりもいい生活をして得をしよう。 それが始めに、それからあとで憎しみが続いてくると思います。
ヨユメ: なるほど。
利害関係があっても人間ですから、憎しみを抱かずにずっと過ごせるということはないですね。 難しいですね。
トータ: ええ、それから発生する憎しみとかね。
ヨユメ: それで利害関係も、常日頃いろいろなところで起こりますね。 それは結局自分が良ければいいという考え、そこに行き着くというのですね。
トータ: 基本的にはそうです。 全て利己主義が中心で、人の物を盗るなり、いろいろなConspiracyとかに反映してきて、まず第一にそれが原因だと思いますよ。
ヨユメ: そういう人間の我ですね、それが争いの―軋轢(あつれき)の―もとになると。 他に何かございますか?
Tさん: トータさんに似て、私は欲だと思います。
ヨユメ: もっともっとという気持ちですか。 満足することを知らない、足るを知らない、欲が、なるほど。 他には何か?
トコロ: 私とあなた、この国と違う国というふうに壁を作ることだと思います。
ヨユメ: うーん、なるほど。 他には?
皆さん: (沈黙)
ヨユメ: 他にございますか?
皆さん: (沈黙)
ヨユメ: 今、いただいたお答え全部が正しいお答えです。 これだけが、じゃないのです。 確かに根本的には我ですね。 「自分が良ければ」それが広まって、この「自分の国さえ良ければ」となったときに国を単位にして戦争になるわけですね。 憎しみ、違った主義、主張、宗教、信じるものが違うということだけで憎しみ合う。 そして豊かなものがそれを分けることなく、もっともっとと欲をだす。 それがもとで外国に侵入していくこと、帝国主義ですね。 植民地などはその典型ですね。 豊かな国が世界制覇を目指して次々と国を攻めていく。 欲ですね。 そして最後にトコロが言った、全部がひとつと考えられない、「あなたと私は別で」、「この国とあの国は別で」と壁をつくるところから、境界線をつくるところからそういうことになるのだと。 その今いただいたお答えはどれも間違っておりません。 そういった気持ちが、それぞれの心の中から消えたときには、本当にもう戦争などなくなるのですよ。 仰るとおりです。 
それではね、そういう気持ちをなくすのにと言いますか、実は私の尋ね方がまずかったので、皆様からこういうお答えを頂戴したのですが、私がいただきたい答えではなかったのですよ。 でもとても勉強になりました。 
私が皆様からいただきたかった答えというのは、そのようなのではなく、それは皆様一つ一つ「これはいけない」、「こうあるべきじゃないけど、悲しいかな今の自分達はこういうことをしている」と仰ったわけですね。 
でもそうじゃなくて、こうあるべきだと思わず−ちょうど今、多くの方が戦争は悪くはない、と思っていらっしゃると同じように−皆様が日常さりげなくなさっていることが戦争に合い通じるもの、戦争を助長させるような考え方あるいは波動に通じるもの、そういうことを日常なさっている。 それはなんでしょうかとお尋ねしたのですよ。 
例えば、そういうふうな我欲だとか自分だけ良ければとか、利害関係とか、憎しみとかかね、そういう感情を持つ、それは波動の低いことですよね。 そういうものを助長するのではなく、そういう気持ちが段々となくなる方向にいかなければいけない。 
なのに日常さりげなくなさっている事柄なのに、そういったことを良しとしていく傾向にある。 そういうことはどんなことがあるでしょうか? 時にはいい事だと信じてなさっていることが、それに通じているのですよ。 私の説明が悪いのでしょうかね? おわかりいただけませんか、言わんとしていること? 
いかがでしょう、トータ、わかっていただけませんかね。 
トータ: わかっています。
ヨユメ: わかっていただけますか!
トータ: まぁ、強いて言えば人は相手に対して気遣い、敬いとかいうものが薄れてきて、やはりきつい言葉とか他人様を尊敬することが段々薄れてきて。
ヨユメ: そうですけど、それは良くないと皆様意識していらっしゃるじゃないですか。
トータ: まぁ、それがですね、自然に言葉が早くなって、人と人との関係ですね、戦争を助長する、相手をrespectする、相手の立場を考えないとどうしてもおかしくなると思うのですね。
ヨユメ: それもそうです。 けれどもね、今のお答えというのはさっき下さったお答えの延長線上にあるのですよ。 
トータ: 利害関係のね。
ヨユメ: それではヒントを差し上げましょう。 タントーラ?
タントーラ: 戦争が起きてますけどそれに対して阻止と言うのですか、戦争反対という?
ヨユメ: そうではないのですよ。 
タントーラ: 黙ってこういうふうに「あっ、戦争はいけないな」と思っているのですけど、それを皆、ただ思っているだけで。
ヨユメ: 戦争と全然かかわりがないところでなのですよ、日常ね。 
ツツカノーラ: 私達は新聞を読んだり、テレビでニュースを見たり、そういうのにinfluenceされているからでしょうか?
ヨユメ: ではなくて。
パファ: 私の場合、全く戦争に関係なく、日常生活で自分は例えばこの人に対してはこうする、相手はしないからというように自分で理屈付けして、相手がこうだからこうしようと思っているけどできませんと正当化する、その気持ちなのでしょうか。
ヨユメ: でもそれは皆様、やっぱり心のどこかで皆様の魂がそれは良くないと、良くないとわかりながら出来ていないことでしょう。 そうじゃなくて、良くないと全く思っていない、時には良いとさえ思っている。 良いとさえ思って、それが戦争を助長する、戦争をやれやれという波動に通じる行いだと思わないでなさっているということなのです。
パファ: なるほど。
ヨユメ: 良いことだと思ってなさっている、そういうことなのですよ。 
パファ: ということはこういうことですか、自分はこれが正しいのだと信じてそれを信じない人に押付けるということですか?
ヨユメ: そうでもないのです。
皆さん: (笑い)
ヨユメ: もう何もなくて、それでは申しましょう。 時間もございませんね。 どうしましょう、トコロ? もう少し考えますか?
トータ: 考えましょう。
ヨユメ: トータ、もう一度言いますね。 
トータ: ええ。
ヨユメ: 何か、クイズ番組みたいですね。
トータ: いえいえ、その言わんとしている主旨というのはなんとなくわかるのですが、言葉が当てはまらないのですよ。
ヨユメ: いえいえ、そんなに。 アナハラセがいなくなったからといってあなたが理屈っぽくなったら。
皆さん: (笑い)
ヨユメ: 思ったことを仰ればいいのですよ。 もう一度私が言葉でこれを表すとどうも理解していただけないのですが、戦争とは別にですね、皆さんの日常なさっていらっしゃること、あるいは思っていらっしゃること、考えていらっしゃることで、それが戦争−戦争波動に通じるとも言うべき−に通じる。 私達の世界からみると戦争が起こっているのかなと思うような波動を生み出す行為というものがございますのですよ。 
パケサ−: あの、ミストヨが私に私達の日頃の気持ちがもっと穏やかに平和、愛、そういう気持ちを毎日持っていたら、それは戦争は起こらないだろうという意見を今話してくれました。
ヨユメ: そのとおりです。 仰るとおりです。 そうですがその平和、愛をもって調和して、そういう気持ちを持てなくするようなことを日常なさっていらっしゃる。 そういうものを持つためにはやってはいけないことを日常されている。 それをよもやと思って、それを気付かせて差しあげたいと思ってのお導きなのですよ、今日は。 何の罪の意識もなく、全く悪いことではない、罪の意識もなく、むしろいいことだと思ってされている。
ショーカ: 人間として生活するために稼ぐお金ですか?
ヨユメ: お金でもない。
トコロ: 時間がない、時間がないと言って
ヨユメ: 段々外れてきています。
皆さん: (大爆笑)
ヨユメ: トータ、もう一頑張りしてみてはいかがですか。
トータ: だめですね。
ヨユメ: トコロ!
トコロ: はい。 人を理解する気持ち?
ヨユメ: それは、そういう気持ちがあれば戦争にならないのです。 それは間違いない、皆さん仰っているのですけど。
今、皆さんが仰ったこういう気持ちがあれば、こういう気持ちになれば戦争は起こらないと言われた、それは正解なのです。 それがわかっていたら、そういう気持ちにならないようにするのに何の助けにもならないどころか、反対にそういう気持ちを阻止するようなことを日常始終やっていらっしゃる。 あるいは、そういうことを何の問題もないと認めていらっしゃる。 時には良いと思って行っていらっしゃることを気付いていただきたかったのです。 それが私どもの世界から見ますと、戦争と同じ波動なのでございます。 諦めましたか? トコロ、降参ですか?
トコロ: まだ降参していません。
ヨユメ: 容易にこの人は降参しないのですよ。 どうしてか後で教えて差し上げましょう。 
でも一応今日は皆様から何らかの意見がでましたね。 アトシェからは一言も聞いていませんが。
トータ: アトシェ、very hard to understand, that is why、 これ、日本語でもむつかしいですよ。簡単にいつも自分がやっていることで...
ヨユメ: やっていると言えば語弊がありますが、日常行われていることで肯定していらっしゃる。 ご自分自身がなさっているというわけではないのですが、そういうことを肯定していらっしゃる。 何の問題もないとして受け入れている。 時にはいい事だとさえ思って人がしているのを観ているとか自分がやっているとか。 それではもう降参でございますか、トコロ?
皆さん: (笑い)
ツツカノーラ: 見てみぬふりをする?
ヨユメ: 違うんですよ。
ショーカ:  奉仕奉仕と言っているけど奉仕でなく?
ヨユメ: 戦争波動に通じるものではないですよね。
皆さんが良くないと思っていらっしゃることは、必ずしも戦争の波動にはつながらない。 今、他にもっと良くないことがあるのですが、そうではなくて戦争の波動に通じる「やれ!やれ!」、「やっつけてしまえ!」、「国を攻めてしまえ!」と。
トータ: 群集主義ですか? 大勢が占めればその中にいっしょになって、
ヨユメ: あるいは一人ででも
トータ: 自分の意見を持たないという
ヨユメ: うーん、何ですかそれは?
トータ: 要するにown opinion、自分の意見ね。 というのは皆が正しいと思えば、大勢が正しいと思えば、何でも多数決でいってしまうという主義ですね。 大勢がこれがいいと言ったら私は反対しないという。
ヨユメ: ではない。
トータ: ではない。
ヨユメ: 日常皆でしていくためにすることも一つ入っていますし。 トコロ、降参しなさい。 しました、トコロ?
トコロ: まだです。
ヨユメ: この人は。
パケサー: 少しEnglishを混ぜて言ってくれない?
トータ: This question is hard even in Japanese.
ヨユメ: After seeing that movie, none of you here believe the words, right? However you are doing very similar thing to the war through your daily activities without knowing by doing that will lead you into deep low of vibration in the same category of war.
トータ: わかった?
パケサー: わかった。 初めて, because I could not understand Japanese.
ヨユメ: That activity has nothing to the war itself but these vibrations are the same.
トコロ: 頑張ろう、頑張ろうとする気持ちですか?
パケサー: One word, vibration?
ヨユメ: 答はですね、降参しましたか?
トータ: あのいいですか、あの簡単に見せられると信じてしまうという、違いますか?
ヨユメ: トコロ、ここに来て頭を下げて「降参!」と言ってください。
皆さん: (大爆笑)
ヨユメ: トコロ、ここに来て「降参!」と言ってください。
パケサー: without instinct.
ヨユメ: 何ですか、それは? どなたか通詞をしてください。
(アトシエ?): What it is going to benefit ????
ヨユメ: それはさっきト−タが言ったことと同じですよね。 一番最初に言ったこと。 
意外だとおもいますよ。 でも私は以前お導きでお話したことはあります、その答は。 戦争に通じるとは言いませんでしたが、波動が下がるからと。
パファ: プライドですか?
ヨユメ: プライドで波動が下がるのですか? プライドを持ちすぎると。
皆さん: (笑い)
ヨユメ: 違いますね。 それでは申し上げますね。
トータ: いえいえ、もう少し考えます。
皆さん: (大爆笑)
ヨユメ: 頭を下げろとは言いませんが、もう降参してはいかがですか?
トコロ: 人よりよくなろうとすることとか。
ヨユメ: ちょっと近づいてきました、少しね。 それでも降参しなさい。
トータ: 毎日?
ヨユメ: 毎日とは申しません。
アトシェ: ego?
ヨユメ: 何が原因であるかということはもう終わったのです、アトシェ。 あなたの答も正しい。 トータが言った、皆さんそれぞれが出された答は正しいのです。 そして先ほど仰ったように愛と調和をもって生きていけば、そういうことは起こらないと仰った。 それに尽きるのです。 愛と調和をもって生きていくのに邪魔になるような行為ですね、日常。 そして皆さん何の罪悪感もなくそれはいいのだと、時にはそれはいい事だと思ってやっている。 そういう行為とはどういうことでしょうか、というのが問いなのです。 だから戦争ではないのです。
皆さん: (頭をひねりしばらく話し合う)
ヨユメ: ツツカベーラ、トコロにこそこそと言わないではっきり言いなさい。 なんでも好きなことを言うのです、ここでは。 間違った答というのはないのです。  
皆さん: (頭をひねり話し合う)
ヨユメ: 間違えてもよろしいのですよ。
皆さん: (頭をひねり話し合う)
ヨユメ: そういうことをしないから戦争に通じるというのですか? ヒントが欲しいですか?
皆さん: はい。
ヨユメ: これを言うと皆、わかっちゃう。 それでわからなかったら、トコロ、ここで頭を下げて降参しなさい。
トコロ: ええっ
ヨユメ: 皆様お正月にテレビで観戦されるものはなんですか?
トコロ: 歌合戦。
ヨユメ: は?
パファ: フットボールじゃないの?
ヨユメ: ひとつの答は競争、もうひとつの答はスポーツ。
皆さん: えっ? あら? ああ。
ヨユメ: 前にもトコロに注意をしましたね。 それは皆様、本当に今のこの地球ですね、今皆様が向かって行こうとされている、皆様が目標としていらっしゃるところに向かうには、大変妨げになるものなのです。 スポーツというのは多くの方が楽しんで、娯楽として世にも広く認められており、お金さえ賭けなければ、健全な娯楽として奨励されてさえいるものです。 それを戦争に通じるものと言えば理解していただけないかも知れないのですが。
トータ: Gladiator,ローマンのところで戦っていたでしょう、スポーツとして。
ヨユメ: 昔、スポーツというのは戦争の合間に戦士達の士気が落ちないように、戦争が起こればすぐに役にたつように、いつも強くしておくために考えられたのがスポーツになったのです。 戦争に通ずるものです。 そしてですね、スポーツをやっている選手だけが波動が悪いというのではないのですよ。 それを観て、敵見方に分かれてわぁわぁ騒いで喜んでいる。 その全体のそこは、こちらから見ますと戦場と同じ波動なのです。 しかし、そこにそのような悪い波動が渦巻いているとは皆様意識されてませんね。 
ご自身のお子達が、どこかの子供達のグループと殴り合いの喧嘩にいったら親として、トータ、あなたは飛んで行って止めるか、子供の頭をぶつでしょう。 
トータ: いやぁ、やらせますね、僕は。
ヨユメ: ご自分がやるのが好きだから。
トータ: いやいや子供の喧嘩は納得するまでやらせます。
ヨユメ: 喧嘩の度合いもですが、
トータ: ええ、度合いもですが、だから子供の喧嘩だったら。
ヨユメ: 今のお子達は子供さんではないでしょう
トータ: ええ、もう大人だったら自分の判断でやってもらわないとしょうがないですね。
(録音はここまで)