Yoyumeからのメッセージ   2004年1月09日 

 

皆様(みなさま)ごきげんよう。

 

以前(いぜん)にも(もう)しましたように(あらた)めてお導きするということは何もございません。 今までに(まな)んでくださったことを日々(ひび)(やく)に立てて頂く。 そのご精進(しょうじん)あるのみです。 

それで(しばら)くは前回(ぜんかい)のように私のほうから皆様に質問(しつもん)をさせていただきたいと思います。 

 

今回は、本来(ほんらい)一人(ひとり)一人(ひとり)に一つずつ質問をしてその()(こた)えていただくという(かたち)にしたいのですが。 最初(さいしょ)からそれですとちょっと(むずか)しいかもわかりませんので今日は一つ二つ質問を()()げてお(こた)えを(いただ)く。 そしてその時にですね、あまりに(かんが)えて時間(じかん)をかけて考えればいいというものではないのですよ。 ですからお答え頂くのにほんの(いち)二分(にふん)しか()()げれませんので()ずはお答えいただく。 何方(どなた)でも(よろ)しいからお答えいただく。 宜しいですね。

 

それでは最初(さいしょ)の質問をいたします。

皆さんがご家族(かぞく)()れで、お(とお)(さま)お母(かあ)()とそれからそうですね、15(さい)ぐらいのお(じょう)さんとこの三人(さんにん)舟遊(ふなあそ)びに(うみ)()かけたのです。 そして突然(とつぜん)、大きな(なみ)にさらわれて転覆(てんぷく)してしまいました。 不意(ふい)のことでしたが、それでお(とお)(さま)であるあなた方は(およ)ぎも出来(でき)(なん)とかボートまで泳ぎ()いてボートに(もど)ることが出来ました。 そして一息(ひといき)ついてみてみますとお母様と15歳のその娘さんが今にも(おぼ)れそうになっています。 ボートの中にはロープのついた()()が一つあります。 それしかありません。 二人とも今すぐに(たす)けないと(おぼ)()んでしまう。 とても自力(じりき)では貴方(あなた)のようにボートまで泳ぎ着けない。 

さて、あなたはどうしますか?

お一人、お一人答えていただきます。 なぜそうしたいのかという事は今は答えてくださらなくて結構(けっこう)です。 

貴方ならどうしますか、トータから参りましょう。

トータ: ちょっと質問ですが、そのボートは()()んでもいいわけですか?

ヨユメ: は? 

トータ: 飛び込んで助けに行ってもいい(わけ)ですか?

ヨユメ: 何をしても宜しいです。

トータ: 先ず、ボートにロープで自分をつなぎ助けられる方から泳いで助ける。 ()げる(浮き輪を?)のではなしに。先ず助けられる方から助ける。 一番(いちばん)()(ほう)選択(せんたく)する。 

ヨユメ: 自分が飛び込んで助けられる方から助ける?

トータ: 助けられる方から助けて一番良い方法をとります。 助けられる一番良い方法を。

ヨユメ: その咄嗟(とっさ)の、瞬時(しゅんじ)の一番良い方法とは何ですか?

トータ: 舟に自分をロープでつけて自分が飛び込んでそれから一番近いところに行って一番助けられるほうの人から助ける。

ヨユメ: わかりました。 はい、それでは(つぎ)

 

パファ: ヨユメさんは一つの浮き輪があると(おっしゃ)いました。 だから浮き輪を一つ、当然(とうぜん)どちらかに(わた)して、そしてそれを持たない方を私は助けます。

ヨユメ: どちらの方に浮き輪を()げますか?

パファ: わからないです。

ヨユメ: 今、「わからない」という答えはここでは(ゆる)されないのです。 というのは貴方はこの()にいるわけです。

パファ: はい。

ヨユメ: 何でもいいから判断(はんだん)しなければならないのです。 人生(じんせい)(すべ)てそうですよ。 その都度(つど)判断(はんだん)しなければいけない。

パファ: 浮き輪を投げて、どちらかが必死(ひっし)

ヨユメ: それでは話をわかり(やす)くするために(はな)れているのです。 (ひだり)の方にお母様が、(みぎ)の方に娘がいます。

パファ: 大人(おとな)の方に浮き輪を投げて、子供(こども)のほうに自分は助けに行きます。

ヨユメ: ()るほど。 有難(ありがと)うございます。 タントーラは?

 

タントーラ: 私は泳ぎの自信(じしん)がありません。

ヨユメ: いえ、いえ、貴方は泳げるお父様なのです。 貴方のことではないのです。

タントーラ: あっ、はい、はい。 自分が泳げる、そうですね。

ヨユメ: (おぼ)れかけているのは奥様とお嬢様なのです。 貴方はお父様なのです。 

タントーラ: 私は(わか)い子供を助けますね。 その奥さんをもって

ヨユメ: もってどうするのです?

タントーラ: 両方(りょうほう)とも離れている。

ヨユメ: それでは、左のほうにお母様が溺れています。 こちらのほうにお嬢様が溺れています。 浮き輪が一つあります。 

タントーラ: ああ、そうですね。 そしたら(おも)()り飛び込んで、力一杯(ちからいっぱい)私は子供を(かか)えて。

ヨユメ: トータのように浮き輪を奥様に投げるのですか? どっちに?

タントーラ: 浮き輪は子供に投げ、お母さんは

パケサー: お母さんを

ヨユメ: 答えだけで宜しいのですよ。 はい。

 

E さん: 子供を助けることだけを考えます。 ですので、奥様が溺れ死にそうになっても子供のところにボートを()いで浮き輪を投げます。 万が一(まんがいち)奥様が溺れてもそれは

 

ヨユメ: アトシエ、通詞(つうじ)をしてもらいますか?

アトシエ: いいです。

自分の家族(かぞく)ですから(ちから)を持っている人の方に浮き輪を投げ、私は(よわ)いほうに助けに行きます。

ヨユメ: そしたら弱いほうは娘ですか? お母様は当然(とうぜん)強いです。 そうしますと浮き輪は奥様に投げるのですね。 そして貴方は娘のほうに泳いで行くと。 はい。

 

ショーカ: ということで娘のほうが弱いのでしたら娘の方に浮き輪を投げ、奥さんの方に自分は助けに行きます。

ヨユメ: 成るほど。 (ふね)にやっとたどり着いて、それでも戻るのですね。

ショーカ: はい。

ヨユメ: はい。わかりました。 はい、次は?

 

パケサー: そうですね。

ヨユメ: 「そう」は答えではい。

パケサー: やっぱり娘の方を先に助ける。 そして浮き輪を奥様のほうに投げます。

ヨユメ: 成るほど。 (録音はここまで)