YOYUME SPIRITUAL GUIDANCE

物質世界と精神世界のしくみ
 

 

「生まれ変わり」などというと、信じない人の方が多い。科学的に立証されていないし、今のところ証明の仕様がないのである。また、いくら証拠となるものがでてきたとしても、本人が実際に体験しない限り、人間というものは信用しようとしない。人から聞いた話ではダメなのである。

だから、この場で次元のしくみを紹介しているからといって、そっくりそのまま信じてもらおうとは考えていない。ただ、このように考えた方が都合がよく、つじつまが合っているという程度の理解でよろしいかと思われる。

その前提で話をすると、「われわれは彼の次元(精神世界)から使命を授かって、この次元(物質世界)に生まれてきている」ということらしい。

そのときの記憶は消されているので、当然覚えているはずはない。なぜ記憶が消されるかというと、わかって生まれてきていたら、何の学びもないからである。しかも、生まれる前にわれわれは、あらかじめ「今回は○○を学ぶためにこういう人生設定で生まれよう」と決めてきているという。

まるで作り話のようで、にわかには信じがたい話だが、少なくとも「自分で選んできた人生」と考えることは、多くの問題を解決してくれる。それは、責任の所在を自分に置くことにより、あらゆる事象を自分のコントロール下に置くことができるからである。

よく「こうなったのもあの人のせいだ」と言って、感情を害している人を見かけるが、これは問題を人のせいにしているために、その人が改善してくれない限り、永遠にその問題は解決されないことを意味する。だから、自分ではどうしようもなくなり、悩む羽目になるのである。

ご承知のとおり、他人の考えを変えることは容易ではない。しかし、自分自身の考え方は変えることが可能だ。となれば、起こっている事象に対して、責任の所在を常に自分が選んできた試練と考えることにより、そこから多くを学んで改善し、冷静に解決できるようになるのである。

話は元に戻るが、「物質世界での試練をくぐり抜けて、魂は成長を繰り返す」そうである。ということは、肉体は滅びても魂は精神世界に戻るだけで滅びない、という解釈になる。

つまり、この物質世界での体験を通して、われわれは精神的に向上しなければならない宿命にあるようだ。このことを、メッセージでは次のように説明している。

「ご大霊(神にあたるもの)が火花を散らすように、ご自身の分け御霊それぞれ一つ一つに、使命をお与えになって、この世に送り出されているのです。そして、今生ではここまで、次の人生ではここまでと、成長を続け、ゆくゆくはご大霊の一部となってもとに帰らなければならないのです。それまで長い道のりを経て、霊格を向上し、ご大霊のもとに戻れるくらいのレベルに到達しなければならないのです。戻れない火花はそのまま消えて行ってしまいます。」

その意味では、人間ひとりひとりが神であるといってもよく、それぞれに今回与えられた使命を全うしていくことが必要だという解釈になる。

人間としての成長意欲はこのあたりに理由がありそうだ。

精神世界とは、俗に霊界とも言われるところで、われわれの魂が光として存在するところである。そこには、物質的空間(つまり素粒子の構成)もなく、時間の概念もない。

生まれ変わりのしくみについては、退行催眠をかけた人の証言や臨死体験をした人の証言などから分析された、飯田史彦氏の「生きがいの創造」をはじめ、さまざまな文献に詳しく説明されているので、本書では割愛させていただく。

しかし、メッセージをもらっているわれわれのグループでは、8次元世界のエネルギーを得て施されるPSYCHIC HEALING(神霊治療)を実際に体験しているし、霊界と話ができる人を通して、その人が絶対にわかるはずもない、極めて個人的な情報をこの3次元世界にいる人に伝える例も知っている。

ここで、3次元や8次元といっても、便宜上数字をつけているだけで、実際にはここからここまでが3次元で、ここからが4次元といった境界線があるわけではない。また、これは数学で習うベクトル空間で定義されるような、1次元が点で、2次元が平面、3次元が立体という、われわれが漠然と理解している概念とも異なる。

また、次のような例からも、科学では考えられない精神世界というものが存在することを感じ取っていただけるのではないかと思う。

一度、瞑想会のグループの一人が「カノーラ油はよくない」というメッセージを受けたことがあった。カノーラ油といえば、一般的に身体によいとされていて、多くの人に使われている油と認識していた。それなのに、どうしてよくないのか。

霊的メッセージが常に正しいことを直感的に理解しているそのグループのメンバーは、科学的裏づけも解明しないうちに直ちにカノーラ油を捨てた。

しばらくして、どうしてカノーラ油がよくないのか、聞いてみることにした。

すると、彼の次元の指導者は次のような、われわれのような一般人にわかるはずもない、恐るべきことを教えてくれた。

「オリーブ油はオリーブから、コーン油はとうもろこしから、ごま油は胡麻から作られますね。それでは、カノーラ油はどのような植物から作られると思われますか?」

……………

「普通に考えますと、カノーラという植物があってもよさそうなものですね。ところが、カノーラという植物は存在いたしません。カノーラとは、カナダ産のカナダをもじって作られた言葉なのです。原材料は、RAPE SEEDというマスタード科に属するアブラナのような植物で、潤滑油や合成ゴムの材料、石鹸の原料、写真の光沢を出すための液など、昔から工業用油として使われていたものを、遺伝子組換えによって食用化した油なのでございます。その毒性は、その実を水に解いて殺虫剤として使用したり、中国でマスタードガスとして使用され、何万人の人が殺害された例を見てもお分かりでしょう。

製造コストが安いため、かつてイギリスやヨーロッパ各地に輸出され、家畜の飼料に混ぜて使用されており、まず羊たちが口蹄病という病気にかかってしまいました。さらに、それが牛に感染し、狂牛病となってヨーロッパ全土に広まりました。そしてそれがあからさまに問題となって、1991年にはヨーロッパへのカノーラ油の入った飼料の輸出が禁止されました。ところが、輸出先がなくなって困ったカナダ政府は、これは証拠は残っていないかも知れませんが、アメリカのFDA(Food & Drug Administration;食品と製薬の認可機関)に5000万ドルを支払って、GRAS(Generally Recognized As Safe)のリストに載せてもらったのです。こうした経緯から、原材料名を隠す必要があったのです。このカノーラ油は、今では何千という加工食品に含まれています。」

この情報が、カノーラ油を(媒体になっている人の)手にとっただけでわかるという事実も驚きではあるが、さらに驚くべきことには、これとまったく同じ情報を、オーストラリアにあるスピリチュアルなガイダンスを受けているグループも受けており、それをウェブサイトに公開していた。もちろんそれは後で知ったことであり、これは、リサーチによる単なる偶然の一致では考えられない、一字一句の差もない共通の情報を、まったく離れた場所で同様に受信していたことを示している。

このような例を挙げたからといって、唯物論的な、科学の信者である多くの方々に精神世界が存在することを納得していただこうと考えているわけではない。現段階で、科学的に説明がつかない目に見えない現象には、必ず反論の余地が残されているものだからである。しかし、科学の進歩によって物質的に便利になってきている反面、人間としての本来の幸福度、充実度というものが逆に衰退してきているように感じる方は少なくないはずだ。

彼の次元からのメッセージのうち、少しでも心に響くものがあり、正しいと感じることがあれば、科学的か科学的でないかは別として、各自の幸福度、充実度を高める一つの手段として、今生きている世界の生活の中にそれらを取りいれてみようとすることは、悪いことではないように思われる。

 

   
 

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