YOYUME SPIRITUAL GUIDANCE

潜在意識
 
 

この世界の法則の一つに、「偶然で起きることは何もない」というのがある。

これを因果(カルマ)の法則とも呼んでいる。わかりやすく言えば、草木は絶えず成長するが、ヒマワリの種を植えてアサガオの花が咲くことはないということである。ヒマワリの種を植えればヒマワリの花が咲き、アサガオの種を植えればアサガオの花が咲く。

それと同様に、悪い種を植えれば、悪い花が咲き、よい種を植えれば、よい花が咲く。

現在起きているイベントは、すべて過去に考えたこと、行ったことに起因しているのだ。

よく「神様にお願いすれば、よいことが起こる」とだけ信じている人がいるが、完全には正確ではない。

心身ともにリラックスした状態(瞑想状態)で祈るとき、同じ考えを繰り返し持ち続けているような場合、その想念は潜在意識の宇宙という膨大な記憶の宝庫に届き、それがやがて物質世界に実現される構造をとる。

その際、潜在意識の宇宙は「その想念はよい」とか、「悪いからやめておけ」といった判断をしてくれないのである。

つまり、想念を送るすべての選択と責任はわれわれにあるということになる。

ジョージ・ルーカス監督の「スターウォーズ」という映画の中で、宇宙の調和を保つマスターの台詞に、次のようなものがある。

“There is no TRY. DO or DO NOT.”

「トライ」するということは、「現在の状況では、その目的を達成するに十分なものはない」ことを認めていることに他ならない。

つまり、例えで言えば、あなたが「愛を与える」ことが重要であると理解し、それを実行するとする。そこで、

@「私は愛を与えることをトライしてみる」

A「私は愛を与える」

の違いを考えてみよう。

@は、「自分には今愛というものを持ち合わせていないが与える努力をしてみよう」、もしくは「愛を受け取ったら、それを与えよう」という条件付きのものであると考えられる。

それに対してAは、「すでに自分は愛というものを持っている」という前提に立っていることがわかる。その上で、「愛を与えることを選択している」のである。

すでに「自分で持っているもの」を与えるわけであるから、これは実行可能なのである。

同じように、例えばあなたがお金持ちになりたいとする。

このとき「あなたがお金持ちだ」と言ってしまえば嘘になるので、マーフィーの法則によれば、「実はそうではない」という心の本音の方が潜在意識に到達してしまい、逆のことが起きることになる。

そこで、「お金持ちになるようにトライしてみる」と言った場合は、現在自分はお金持ちではないというのを認めた上で、お金持ちになる要素も持ち合わせていないことを認めていることになる。

自分に内在する「お金持ちになる要素」があることを認めるためには、「自分はお金持ちになれる人間であり、なろうとしている」と信じることである。

これが、潜在意識に到達すると、蒔いた種から芽がでて花が咲き、実がなるように、この物質世界にも形となって表れる。

これらのことを踏まえれば、結論としては、現在の状況はありのままに受け入れ、これから起こる未来のイベントに対しては、「願い」をよい想念として、常に潜在意識の宇宙に送り続けることを選択することが、自然と調和した、平和と幸福を導く生き方であるということになろう。

 

   
 

© Copyright 2002 心のつどい瞑想会