4つの心の働き

別章で、「身・心・霊」の違いについて採り挙げ、使命を果たす道具をコントロールするものが「心」と説明をしましたが、心の領域は4つあるそうです。それは、「本能」「感情」「知性」「理性」です。

「本能」とは、人間が生きていく上で、身を守るため、または生存して行くために初めから備わっている動物的な命令機能と定義できるでしょう。

「感情」は、喜怒哀楽に代表される、怒り・悲しみ・楽しみ・喜びの他、愛情、満足、寂しさ、苦しさ、など細かく挙げれば切りがありませんが、起こった事象に反応して自動的にこみ上げてくる報告機能と定義できるでしょう。

「知性」とは、人間が生まれてから学習により知り得る後天的な判断機能と定義できるでしょう。

「理性」は、本能・感情・知性により、肉体を通じて実際の行動に移す際に、その行動が霊的真理に則っているかどうかを問いただす審査機能と定義できるでしょう。

一方、肉体には「視覚」「聴覚」「味覚」「臭覚」「触覚」という5つのアクセサリーがついていることは別章で説明しました。

メッセージによれば、

「五感が何かを感じますと、大脳に通信を入れます。そうしますと大脳は霊的波動により魂に通信を送ります。すると魂は心に働きかけて、今度は心の中の意思が働いて肉体に作用するわけです。肉体に作用しないときは心の中の想念となります。」

と、われわれの感受・思考・行動の回路について説明しています。

以上のことから考えますと、魂というものは、もともと善なる見かえりを期待しない愛そのもの(メッセージではご大霊の分け御霊)ですので、霊的真理に則った心(愛のある心)を持つようになればなるほど、魂から得られる霊的(生命)エネルギーが強くなり(波動が上がり)、怒りの感情や、他人を省みない利己的な行動といった、霊的真理に反するネガティブな本能的行動や感情は、自然になくなっていくということになるのではないかと思われます。

つまり、知性と理性によってうまく本能や感情をコントロールし、心の在り方を常に世のため、人のためになるようにフォーカスするようになれば、彼の次元からのエネルギーを大きく受けやすくなり、否定的な感情や考えそのものが湧かなくなってくるということになります。

ここで注意したいのは、人間である以上ネガティブな感情が湧いたり、自分よがりの欲求にもとづいた本能的な行動をとることは、仕方のないことであることを認め、それをいちいち咎めないことです。それよりも、世のため、人のためと愛ある願いを持って、波動を高めて行くことが重要で、そうなれば自然に否定的な感情などは少なくなっていくのです。

何も初めから完璧にやろうとすることはないのです。1のものを2に、次に3へ、という具合にできるところから少しずつアプローチして行けば良いのです。

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